色と艶が際立つCandelaria 入手

こんにちは トシです。


本年2-3月の米国での買付時に売約のCanderalia(キャンデラリア)のルースが入荷しました。

凄い石です。

ネバダ州のCanderalia鉱山は元々は古い銀山(1863年~Northen Belle Silver Mine)でした。

1970年頃からターコイズの採掘が始まっています。

水色から濃い青まで出ますが、Electric Blueと称される鮮やかな青は目を引きます。

マトリックスは赤、黒、茶、黄茶など。


今回の石は濃い青にほぼ黒色の細かなマトリックスです。

個人的に、この立派な大きさでこれほど素晴らしいCandelariaを見たことがありません。

艶も凄いです!



余談です。

銀や銅が採掘されるところからターコイズも出る鉱山が多くあります。

Bisbee、Kingman,Tyronなどは銅山でもあり、青が強い石が出ました。

日本にも足尾銅山や石見銀山といった鉱山がありますが、ターコイズは採れません。

日本は雨が多く、ターコイズを形成するミネラルが岩の裂け目などに凝縮&成長する前に流れてしまうからの様です。


さてこのCandelariaが将来、どのようなジュエリーとしてお目見えするのか? 楽しみです。



このルースを使ったジュエリー制作は承りますが、ルース(石のみ)の販売は行っておりませんので、ご承知おきくださいませ。

Profile
Toshi
幼い頃から石器や土器、化石や鉱物が大好物。
民族音楽にも興味があり、南米と北米の楽器を集めて演奏も趣味に。
そこからネイティブジュエリーにも興味が湧き、Skystone Tradingで本物に出会いその虜となる。前職でアメリカ駐在員の時に、小寺の買付けに同行したことをきっかけに、ついに社員となってしまった。

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